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“オンリーワン”の価値をつけろ! 急拡大ホテルグループの全貌

マイステイズ・ホテル・マネジメント 会長山本 俊祐(やまもと・しゅんすけ)

海の幸が並ぶ贅沢バイキングが味わえるリゾートホテルに、家族向けアクティビティが充実した熱海の宿、巨大なグランピングカフェを併設したビジネスホテルに、食事も接客も無しの”ほったらかしの宿”まで…コンセプトが全く異なるこれらのホテルだが、実は同じ会社が運営している。それが「マイステイズ・ホテル・マネジメント」。経営不振に陥ったホテルを次々と取得して再生し、急拡大している。”廃れたホテル”をいかにして蘇らせているのか?驚きの再生術に迫る!

廃れたホテルが蘇る!驚きの再生術

いま熱海に家族づれで賑わうホテルがある。館内には「縁日」を楽しめるコーナー。テラスからは魚釣りができ、SUPなど海のアクティビティも楽しめる。このホテルは「ニューアカオ」。昭和の時代には大量にテレビCMを流し、一世風靡したホテルだ。しかし、社員旅行など団体客の減少もあり、令和になって廃業。それが2023年に再オープンしたのだ。その仕掛け人が、マイステイズ・ホテル・マネジメント会長の山本俊祐。山本は経営不振に陥ったホテルを次々と取得し、見事に再生させて注目を集めている。その手法は、施設そのものは大きく変えずにコストを抑え、個性となる“オンリーワン”の価値を付けるというものだ。山本率いるマイステイズの再生術を徹底取材する。

学生時代の夢を叶えたい!ユニークなホテル続々…

大学時代に海外を旅行し、各地のユニークなホテルに魅了された山本。卒業後は外資系証券会社を転々としたが、「いつか自分でホテルを作ってみたい」という夢を持ち続けた。その山本をヘッドハンティングしたのが、ホテル事業に乗り出そうとしていた投資会社のフォートレス。転職した山本はウィークリーマンション運営会社の買収に携わると、マンションを次々とホテルに変えていった。その後、フォートレスがホテル事業専門に作った子会社「マイステイズ・ホテル・マネジメント」の会長に就任し、経営不振に陥った全国各地のホテルの再生に邁進。ビジネスホテルからリゾートホテルまで、“オンリーワンの価値”を付けて甦らせていった。

独自の人材育成術とは!?

2023年10月、マイステイズが運営するホテルのシェフたちの料理大会が開かれた。普段は全国各地のホテルで働くシェフたちが、創作料理を競い合うイベントだ。さらに、マイステイズは外国人がホテルサービスを学ぶ学校も作った。実はこうした取り組みの裏には、山本ならでは人材育成術があった…。

山本 俊祐
2000年 早稲田大学卒業
J Pモルガン証券やUBS証券に勤務
2005年 イシン・ホテルズ・グループ入社
2011年 フォートレス・インベストメント・グループ入社
2017年 マイステイズ・ホテル・マネジメント会長に就任

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